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[グルメ]中華料理店(@韓国)の主な食事(3)

「Ⅰ」짬뽕(ツァンポン、ちゃんぽん)
はい、言わずと知れたツァジャンミョンの友達です。
親子丼にマヨネーズをかけて親戚丼と呼ぶ発想はありましたが、
まさかちゃんぽんとツァジャンミョンを友達と言った彼女の頭の中ではどういう世界が広がっているのでしょうか。むしろ今までライバル関係にあった認識が強かった分、この発想は称賛に値するといっていいと思います。
固定観念とはちょっと違うけど、そういうのってなかなか覆せるものじゃありませんもんね。個人的にすごく印象深かったもので、少し前置きが長くなりました、ごめんなさい。

具材や作り方など長崎ちゃんぽんとほとんど同じです。
麺はツァジャンミョンの麺と同じ麺を使うのが一般的です。
ただ・・・
・・・見た目通り取りあえず痛いほど辛いだけの違いです汗
ちゃんぽん同様多くの海産物で出汁を作るので底が見えない不透明さ、そして韓国料理で味わえる一般的な辛さとは異質な辛さなのが最大の特徴と言えます。私なんて小学生のときにひとスープン口にして以来、成人するまで手出しできませんでした。ある種のトラウマでしたが、人間って成長してから目覚める遺伝子もあるらしく、あるときから突然食べられるようになっちゃったんですね。そんな境地(?)に立ってこの韓国風チャンポンを改めて評価するとなると
辛い!!!・・・です。としか言いようがありません汗。
唐辛子が辛さのもとらしいのですが
それだけでは説明がつかない辛さだと思います。
海産物のおかげですっきり、さっぱり感はあるものの異様なまでの辛さに吸収されてしまいます。
今の私はその辛さを楽しめるようなレベルまで成長しましたが、相変わらず胃が痛いのに変わりはありません(爆)
南米のホットペッパーなどと比べると低次元な話になりますが(だって本当に死ぬまではいかないですもん)、
大陸側の人間には痛いほどの辛さ自体を楽しむ遺伝子が目覚めやすくプログラムされている可能性すら感じてしまいます。

日本語と同じく(というか中国語の語源から)、いろんなものを混ぜる、ミックスするという意味があり
”짬뽕하다(チャンポンハダ、~する)”という言い方もできます。

「Ⅱ」탕수육(糖酢肉、タンスユク、酢豚)中国読みなためハングルと漢字は一致しませんので注意。


日本の酢豚と途中まで作り方はまったく一緒ですが、調理の過程では豚肉の唐揚げとソースを絡ませない違いがあります。
食べる直前にソースを上からかけるか、ソースをかけずそのままつけて食べるかするスタイルの違いだけです。
ソースの味は違うといえば違うのですが、日本でも酢豚の味付けは地方によって微妙に異なるので違うって表現は相応しくないかも。関東地方の酢豚と比べると甘さ↓↓、すっぱさ↑な感じです。
タンスユクを注文するシチュエーションはだいたい決まっています。
2~3人で麺類1つずつ+タンスユクSサイズ、4人で注文するときは麺類3つとタンスユクMサイズといった感じです。
麺類ぬきでタンスユクだけを頼むのは少し珍しい方かな。

「Ⅲ」군만두(クンマンドゥ、焼き餃子)


ハングル名からだと確かに焼き餃子になりますが、ほとんどの出前中華料理店においては揚げ餃子を意味します。
本当に揚げ餃子と言いたいのであれば튀김만두(ティギムマンドゥ)と言えばいいのですが、細かいって言われます。
饅頭(まんじゅう)のハングル読みが만두(マンドゥ)なので混同して使っていた時期もありましたが、
最近は만쥬(マンジュ)というネーミングでも通るようになりました。
つまり、만두(マンドゥ)=餃子、만쥬(マンジュ)=饅頭ということ。
中華料理店の焼き餃子にそれほどのクォリティーを求める人は少ないので、
ある程度高級な店でもない限りコストパフォーマンスを重視したものがほとんど。
というわけで、これを単品で注文することはほとんどなく、2人前の食事の時は4個、
3人前の食事の時は6個といったようにサービスしてくれる場合が多いです。
かといって食えたもんじゃないレベルかというと麺類との相性が抜群なので取りあいになる場合も多いです。
醤油に少量のお酢、唐辛子(ラー油の代わり)を入れたものにつけて食べるのも日本と似てます。

「Ⅳ」짬뽕국물(ツァンポングクムル、ちゃんぽん汁)
麺類以外の食事を注文するとサービスしてくれます。値段が安い店の場合は別途用意した汁物の場合もあります。だいたい半々の割合ですね。


「Ⅴ」タマネギ(양파、ヤンパ)×タクアン(단무지、タンムジ)×春醤(춘장、チュンジャン)
1人前の食事でも必ずつけてくれるおかずです。
やはりツァジャンミョンを強く意識したおかずで、相性は抜群です。
タマネギに関しては謎が多く、どこの中華店でも生で真っ白、そして辛くないのが特徴ですが、調べてみても100人が101のことを言う始末で謎は深まるばかりでした。
あんまり辛くないタマネギがあるとか、タマネギの辛さは揮発性が強いので切ったものを室内に放置しておくと辛みが蒸発するとか
お酢をかけて辛さを中和するとか、色々諸説があるようです。
とにかく重要なのはそれほど辛くなく口の中がさっぱりすっきりするので、
タクアンと同じくツァジャンミョンの甘さを中和する役割をしてくれるということですね。

「Ⅵ」実践
リアル感を味わってもらえるかと思い、実際に3人前ほどの食事を出前した画像を載せてみました。揚げ餃子がついてなかったのが残念。不景気ですからね汗。割り箸派とマイ箸派がいるってことも分かる画像でよかったです。ツァジャンミョンの中に白いのが見えますが、多分ゆで卵かと思いますが目玉焼きの可能性もあるかも。タンスユクはMサイズですね。ソースはちゃんと別皿に。「Ⅴ」に関しては一人前のときもそれ以上のときもさほど量が変わりません。おそらく合計金額との兼ね合いで、ある程度以上なら2皿つけてくれるとかそんな感じだと思います。

で、食べ終わった後の食器に関してなのですが、一般的には”洗いません”。
食べ残った汁も”そのまま皿ごと玄関先に出してしまいます”。
匂い的にきついかな?と思うときは”新聞紙で包むくらいはします”。
ま、ここは確かに突っ込まれどころなのですが、民度が低いからとは言わずまだまだ近代化がそこまでしか進んでないからだと、
暖かく見守ってあげようじゃありませんか。
余談ですが、皿を洗って玄関先に出しておき通行人の反応をみてみると結構面白いです。
非常に不審がられます。”どんだけ~”もしくは”しかめっ面”な反応がだいたい。
去年プライベートな席ではこんな話を聞いたこともあります。育ちもよく良識もあり、上品ぽっくみえる30代の女性達の反応で
個人的にも非常にいい勉強になっていたので参考までに紹介しておきます。
向こうは3人の女性グループ。中でリーダー格の人の発言。”私の向かい側に住んでいる家族ってとても変人なのよ。
だってね、中華店の出前料理の皿を、いつもキレイに洗って出しておくのよ。どう考えてもおかしいでしょう。
どんだけーと思ったの” そして相槌を打ちまくる一同。この人は高層アパート暮らしだったようで、
エレベータを降りて左右に玄関のドアが向かい合って真正面には階段があるという配置で、
出しておいた皿は丸見えな、そういう状況を想像して下さい。
まぁ、一般化するには微妙な状況ではありますが、社会的地位と良識とは独立という仮定のもとで、
個人的には良識のあるクラスに分類される人のだいたいは洗って出していると信じていたいです汗
幸い日本ではどうするの的な展開にはならずに済みましたが、もし話題に出たとすると「○△#$%」だったでしょうね。
みんな洗って出しておけば店側も変な気を起さないで済みそうですけどね。私の父も洗って出そうとすると怒ったりしますけど!
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[グルメ]中華料理店(@韓国)の主な食事(2)

前の中華料理@韓国の続きです。
今回ご紹介するのは짜장면(ツァジャンミョン)のご兄弟達。広まった順番から見ていくと、

「Ⅰ」옛날짜장면(イェンナルツァジャンミョン、昔の~)
前の記事で紹介したツァジャンミョンの前世代バージョン。
世代交代しはじめたのがだいたい80年代中盤~後半頃。
現在は特定の店でしか出してません。
とはいっても扱ってる店の数は少なくありません。
出前なしで営業する中華料理屋ならほとんど扱っているといった感じです。
ちょうどカレーに入れるサイズのジャガイモが入っていて、
ソースの甘味が控えめで色も薄め。
英語にするとツァジャンミョンclassicとかになる感じ。


「Ⅱ」짜장면(ツァジャンミョン)
前の記事で紹介した現在における標準のツァジャンミョン。
「Ⅰ」との世代交代が終わってからは「Ⅰ」の脈は2000年頃まで途絶えてしまいます。

「Ⅲ」간짜장면(カンツァジャンミョン、乾~)
私の記憶からだと「Ⅱ」が広まったのとほぼ同時期に広まったのだと思います。
写真で見て分かる通り、ソースを麺にかけず別々にして出されます。
いくつかの文献では「Ⅲ」はプサン(釜山)あたりで麺の上に目玉焼きを乗せる場合があるという記述がされているところを見かけますが、少なくとも90年代に入った頃だと既に一般化され(多分)どの地方でも目玉焼きをのせています。一時期の流行りみたいなものかと思います。現在は写真のように乗せない場合がほとんどです。
正直起源がプサンというのも信憑性は薄いと思います。
インターネットで物事について簡単に調べられる時代ではなかったため、過去では「Ⅱ」と「Ⅲ」の区別を麺にソースがかかっているかどうか、目玉焼きがのってるかどうかくらいで区別してしました。私自身それで教わりました汗。
というわけで今回の記事をきっかけに調べてみたらなんと、ソースを作るのは注文が入った時。
しかも「Ⅱ」とは違い片栗粉と水を入れないため、より濃厚な味わいになるという。
片栗粉を入れないのである程度なら時間が立ってもソースから水分が抜けるといったことはないので、
もし「Ⅲ」を食べてる最中に水分が出てき始めたら悪質店のいたずらということらしいです。
まったく知りませんでした。身近な物って案外こんなもんなんですよね。
しっかり意識しておいて次回の実家帰りのときぜひチャレンジしてみたいと思います。

「Ⅳ」삼선짜장면(サムソンツァジャン、三鮮)
真っ黒でよく分からないので黒くなる前の準備のときの画像を乗せました。
90年代中盤から広まり始め、現在も健在。
これを初めて食べたときの衝撃はいまだによく覚えています。
当時父が仕事仲間から聞いたとかいって週末にちょっとだけ高級な中華料理屋に連れてて「Ⅳ」をご馳走してくれたのですが、なんとまぁ!
ツァ・・・ツァジャンミョンなのに・・・口の中で噛まれるものの存在が!!!
泣いていいのか笑っていいのか、わけの分からない美味しさ!
本当に贅沢な一皿でした。
多分シネちゃんに負けないくらいの勢いで食べてたんだと思います。
それまでソースの中で触感を確かめることができたのはタマネギと豚の挽肉くらいでしたが、ソースの具として漢字の通り三つの海産物が入ります。
なまこ、エビ、あわびの噛み応えといったらもう、とにかくすごかったのです。
最近はコストとの兼ね合いでタコやイカを用いる場合もあるとのことです。


「Ⅴ」유슬짜장(ユスルツァジャンミョン、肉絲~) ← 中国読みなため漢字とハングルが一致してないので注意です。
「Ⅳ」と時期を同じくして登場したのですが、マイナーな存在かと思います。一度も食べたことがありません。
漢字の解説を読んでみると、肉をとにかく細かく挽いたものを使ってソースを作るらしいのですが、
やはりその作り方が微妙すぎたのかツァジャン兄弟の仲ではメジャーな方とはお世辞にも言えない存在となってしまいました。


「Ⅵ」쟁반짜장(チェンバンツァジャン、錚盤~)
90年代後半から登場し、家族のセットメニュとしてよく注文されます。
쟁반(チェンバン、お盆)のように大きい皿に盛ってくれることからこのネーミングになったのかと思います。
作り方も一般のとは違って、ソースと具と麺を一緒にして炒めます。具としては海産物が多く、「Ⅳ」とだいたい被りますが、魚を使うことはありません。
このメニュの性質上、必然的に2~3人前の量になります。
が!一度挑戦してみたことがあるんです。母と二人で出前を頼もうとした時、ちょうどこの「Ⅵ」が食べたくなったのですが、全然余ってしまうのでどうしようかと悩んだ末、もしあったとして”「Ⅵ」の一人前”の大盛を頼んでみようかという、少し歪んだ視線からみると悪ふざけに近いようなお願いをしてみたことがあるんです。結果は・・・?快く受けてくれました。もちろん作らせてもらいますとも~♪略してモチトモ?!
実は電話ごしの声で住所まで分かっちゃうほどの常連だったのが効いたのだと思うんですけどね。
ちなみに一人前の「Ⅵ」を扱うところもそこそこあります。

「Ⅶ」짜장밥(ツァジャンバブ、~飯)
ツァジャンミョンの親戚にあたるメニュです。言葉通りご飯にツァジャンのソースをかけて出すんですが、白ご飯ではなく、チャーハンをベースにします。
詳しくは紹介しませんが、韓国の中華料理屋にはチャーハンというメニュはなく代わりに「Ⅶ」かオムライスが用意されているのが特徴的です。
これを家庭でやる場合はカレー作りと同じ感覚でやります。
お店のようにチャーハンにしてソースをかける手間暇も理由もないので、
ソースの具材に力を入れて食べる時もカレー感覚でいただきます。
黄色いタクアンもいいですが、辛目のキムチと一緒だとちょうどいいバランスになるかと思います。


<2012.06.26 : 追記>
ごめんなさい、「Ⅶ」でうそつきました。
あまり頼まないメニュだったので記憶があいまいになっていたようです。
チャーハンは漢字の通り볶음밥(ポックムバブ、炒め飯)といいます。
どの中華料理屋へいってもちゃんとメニュにありますのでご安心ください。
<2012.06.26 : 追記終わり>


次回の中華料理店(@韓国)の主な食事ではツァジャンミョンの友達とその他を紹介できればと思っています。
”ツァジャンミョンの友達”という素晴らしい表現は
韓国のアイドル歌手”아이유(アイユ)”が今年はじめの頃NHKの番組で使ったものです(おそらく史上初)。
気になる方は予習しておくのもいいかも知れません。
あり得ないくらいの可愛い発想に韓国のみなさんも”萌え燃え”だったようです。

[グルメ]中華料理店(@韓国)の主な食事(1)

★짜장면(ツァジャンミョン、チャジャンミョン)★
最初に出てくるときは左図の状態で、それをよくまぜまぜしてからいただきます。
左図のようにソースの上にグリーンピースを乗せるか(ちょっと古いのかも)、
最近は生のキュウリを細長に切ったものを乗せる場合が多いです。

そしてソースのことはというと、
春醤(チュンジャン、中国の黒味噌)を韓国風にアレンジしたものと豚肉、タマネギを炒め片栗粉と水を入れたソースを予め用意しておき(カレーみたいですね)、注文が来たらゆでた麺(これも予め用意しておく場合が多い)の上にソースを乗せて出します。
いくら出前とはいえ、そんなお手軽料理で20分も30分もお客を待たせてしまっては商売になりませんよね。
春醤を韓国風にアレンジしたと書きましたが、既に別物になってるらしいです。
インドのカレーと日本のカレーライスのカレーのようにね。
中国本場の春醤は塩辛いと聞きますが、韓国風春醤は甘めの味になっています。

また上に載せた図はどれも一般的に使われる標準の麺(パスタ麺より太く、うどんの麺より細い)になっていますが、
高級化を目指して手打ち麺を使う店もあります。
そういう店では細麺とふと麺を選ぶことができたり、かけるソースに力が入ってたりしますが、
私は高級化した짜장면と昔からの짜장면とは別物として区別するようにしています。
どちらかといえば・・・
高級化した짜장면キライ?!
(はっきりゆうてもうた汗)
あ!分かりやすくいうと、吉野家が高級化を目指して一杯980円する牛丼店を展開します!
とかいったら多分いかなくなりますよね。
しかもどれだけ上手いか知れないけど高級化された牛丼食べるくらいなら、
100円回転ずし屋で10皿食べた方がよほどマシという感覚に近いんです。
少し熱くなってしまいました、ごめんなさい。えーと、
ちなみに大久保にある짜장면집にはこの一般と高級2種類の店があるので、入る前にはちゃんと確認してから。
一般のものは5、600円くらいで、高級のものは1500円くらいしたと思います。数年前の話ですけどね。
もっと注意が必要な店は一般のものなのに1200円くらいでまずいって店もあったので気を付けてください。
目をつぶると鼻を切っていくとはよくいったものです;
ちなみに私はどれもピンとこない味でした。
やはり住宅街で営業している店からの出前짜장면が一番じゃないかな~

混ぜ方は大事です!たっぷりと時間かけて丹念にまぜまぜして下さい。
混ぜ方には大きく2種類のやり方がありますが、一番一般的なのは
手は握ったまま親指の指紋部分と人差し指の2つ目の関節部の側面を使い、
両手に割り箸を一本ずつ握って麺の両端から差し込んで持ち上げる、
差し込む角度をちょっと変えてまた持ち上げるを繰り返す方法です。
仕草的にはちょっとあれかも知れませんが、一番効率よく麺にソースを絡ませることができます。
写真のは良いお手本です。秀逸な出来だと思います(笑)。
そしてもう一つの方法が2話のシネ、セギョンのように片手で混ぜる方法で、これはレアケースになります。
私も実際見たのは初めてでした。しかし劇中でレアケースを見せたかったわけではなく、
一般的な方法で混ぜてしまうとテンポが悪くなる上に時間的なロースにもなると判断したのではないでしょうか。
目の当たりにしたツァジャンミョンを早く食べたい一心での動きを考えると、
あの急ぎようは確かに一般的な方法だと再現が難しかったんじゃないかと思いました。
制作側からすると一石二鳥の演出でしたね。
あと人によっては、出前で来たときはラップがかかった状態なので、
そのまま前後に振ってからラップを取ってさらにまぜまぜする人もいるみたいです。
確かに!それは思いつきませんでした。
すごく効率よさそうですが、ラップを取るときに一苦労しそうなので私はパス汗

ちなみにレシピを見ていくら家庭でマネしようとしても何故か上手くいきません。
まず調理の際の火力が圧倒的に足りないのと、業務用で使う油で炒めたあの安っぽいソースの味、
そして一般向けに販売している春醤を使っては役不足、この3つが主な原因かと思います。
あ、誤解を招いてしまうところでした。家庭で作る짜장면はだいたい上品な仕上がりになりますよ。
市販される食材はどれもある程度品質を高くしたものですからね。
麺も春醤も食材などスーパーで取りそろえてみると結構な値段いきますしね。
それはいいもの出来上がりますよ、腕にもよりますけど汗
あくまで店のものを再現するのが難しいという意味でした。

また今回も調べていて少し収穫がありました。数値的なものになりますが、
8人の1人が毎日ツァジャンミョンを食べる、中華料理店が全国で2万4千軒あり、
一日平均600万皿の売上だそうです(2011年1月)。
なるほど、ということは韓国の人口が4800万人くらいということでしょうか。
中華料理店1軒あたり2000人、約700世帯をカバーしているということですね。
ちょっと日本のラーメンと比べてみたくなりますよね。いつか気が向いたら記事の中に書いとくとして、・・・メモメモ。

あとは、外来の飲食品としては唯一韓国の100の文化象徴(というものがあるんだそうです)に入っており、
政府の集中物価管理食品としてリストアップされている。
だそうです。なるほど~値段が調整されていたのですね。いわゆる「大きい政府」だから出来る荒技なんでしょうか。
他の人気出前店で取り扱う食事はどうなっているんでしょうね。
その辺が上手く釣り合ってないと何だか他の業種の経営が厳しそうな気がしますけどね。
そういえばニュースとかで物価の上昇の話になるとツァジャンミョンの全国平均価格が紹介されたりしてました。

味に関しては特に触れないでおきます。
見た目からくるあやしさは他の文化圏では受け入れがたい高いハードルになっているのが事実ですもんね。
特に日本受けするにはあまりにも(笑)

★次回予告★
取りあえずシネと私の大好きな짜장면の紹介までは出来たので、
第2話の本編の解体を続けるか、中華の続きを書くかという選択肢ができました。
飽きないような構成でいくと本編に戻った方がいいかも知れませんね。

[グルメ]出前屋としての中華料理店@韓国

グルメレポートがこんなに大変だと思っても見ませんでした・・・。
適切な画像を検索しているうちにヨダレはたまってくは、おなかはぐーぐー叫び出してくるはでもう地獄でした(爆
精神的にかなりキツい作業でしたけど、2回に分けてレポートさせていただきたいと思います。

その前に1つ訂正をさせて下さい。
出前の定番として韓国で長く愛されてきた食べ物”자장면(ジャジャンミョン)”ですが、
2011年8月に本来の呼び方を標準語として認め、あらため짜장면(ツァジャンミョン)として復活を遂げたそうなんです!
世間では”짜장면”としてしか認識され”え”ないのに今まで標準語として認めてもらえず、
公な場面では使うことができなかったため不便さと違和感で国民から散々文句を言われ続けてきました。
そういった理由で今まで標準語であった자장면を基準にジャジャンミョンとして紹介してきたのですが、
これで標準語の顔色などうかがうことなく”ツァジャンミョン”として紹介できるようになりましたね!
早速レポートに移るとかいってたのに前置きが長くなってしまいました。ごめんなさい。
今度こそ本当に本題に入りたいと思います!

シネが夢にまで見たそんな짜장면ですが、짜장면を売ってる店のことを
중국집(チュングクジプ、中国屋(直訳)、中華料理屋)、짜장면집(ツァジャンミョンジプ、ツァジャンミョン屋)
といいます。食べ物の後ろに집(ジプ、家)をつけて”~屋(そば屋、すし屋)”と同じ意味、使い方で用いることが出来ます。
(美味い店という意味で맛집(マッチプ)という言葉はとてもよく使われます。
地域名(例えば서울)+맛집で検索すると詳細なレポート記事がたくさん出てくるはずです)
その짜장면집の出前メニューのチラシがこれ!


もっとも一般的なデザインのチラシで、特に変わったメニューも載ってない普通のチラシです。
店の名前も普通すぎたので加工せずそのまま載せてみました(表の上部に”[자금성]”て書いてあるのがお店の名前)。
あれと同じ名前の짜장면집は腐るほどあります(笑)。
私の実家の近くの店も同じ名前です(いやいや本当に)。
各家庭の冷蔵庫には必ずといっていいほどこのチラシが貼ってあります(裏面の上部にマグネットが見えますよね)
짜장면집だけで日本で出前ができる食事の種類を軽く凌駕しています。
他に人気のある出前店の種類は5~6種類(ピザとかチキンとかそういうの除いて)ほどあって
メニューの豊富さはこれよりもう少しあります。

あ、関東のオフィス街の昼食を含めるとそうでもなかったですね。
そこまで含んじゃうと日本の方が圧倒的に多いです、はい滝汗

・・・ま、比べてほしかったのは家でゴロゴロしていてお腹すいたな~というときの
最強の味方的存在である、ということなんです。平日、休日、祝日問わずにね。
あのチラシは2011年のソウルでのものですが、ご覧の通り
★とにかく安いのです!
ざぁっと見てみたところポピュラーなものなら今のレートで350円(5千ウォン)前後ですね。
ちなみに5千ウォンは正規の新入社員の労働時間に換算するとだいたい30分くらいになります。
単品で7千ウォンを超える食事はほとんどの人にとっては未体験領域だと思います。
私も頼んだ覚えがありません。

★しかも一人前の注文にも対応してくれるのです!
休日のお昼ピーク時はさすがに厳しいんですけど、
それでもやってくれるところの方が多いのです。競争が激しいですからね。
配達料が別途かかるという話は今のところ聞いたことがありません。

★美味しい上に量もさびしくないのです!
人気の出前業種だと各々の出前店が数ブロックに1つずつあるので、
競争が激しく美味しくないとすぐうわさになりつぶれてしまうので、
少なくとも”あんまり美味しくない”レベルまではいかないです。
それに大盛(1.5倍)注文時に追加される料金はたったの千ウォン(今のレートで70円)!
(数年前までは500ウォンでした)
もともとボリュームのある食事が多いので、
大盛で注文してみると結構笑えるくらい盛ってくれます。

★さらにさらに。”速い”のです!!
これは他の出前屋でもいえることですが、
とにかくすぐ用意できるメニューが多い짜장면집側からするとスピードは死活問題です。
他の数ある食事を差し置いてわざわざ짜장면집のすぐできる食事を注文したのに
速くこないのはナンセンスだという消費者側の理屈と、そんな事実でもあり、わがままでもあるニーズに応えるため
짜장면집が掲げるスローガンは昔から”迅速正確”一筋。(迅速と神速のハングル読みがシンソクで同じなのもポイント)
最近は競争が激しくなったこともあり”瞬間移動”とする店も出てきてるくらいです。
ひどい(?)場合だと、電話で注文内容を伝えている間に調理を終え、住所を教えている間に出発し、
電話を切る頃には玄関のチャイムがなるといううわさも聞くほどです。(聞きませんから!汗)
そういった理由から짜장면집の配達員の報酬は結構デカいんだそうです。
しかしこれはあくまで私個人の経験則なのですが、
店側であそこのお宅は常連だという認識が芽生えると、
配達順を少し後回しにされる傾向があるように思います。
それでも15分は超えないですけどね。

짜장면집のスローガンはチラシに書いてある店の電話番号前に4文字で書かれるのが普通で、
上の写真だと迅速配達となってますね。そしてこれがうわさの~
瞬間移動!!!
(순간이동、スンガニドング)のスローガン!!!
―――――キマシタ!!!―――――
本当にありました!!!
ネイティブなら10分は笑い続けられるレベルです。
ある意味よほど切羽つまってそうな気がして
笑うに笑えないくらいです。

짜장면집の他の解説ポイントとしては
出前のみの店 = インスタント冷凍食品のレンチン配達店 = まずい
という”常識(?)”から出前のみの짜장면집は今のところ聞いたことがありません。
小さい店でもテーブルが4つくらいはおいてある調理場付きの店舗として営業しています。
出前のみで짜장면”も”取り扱うところもありますが、それは夜食の出前屋という昼夜逆転して営業するところです。
いわゆるレンチン屋なわけですが、高い上にあんまり美味しくもないので私はあんまり好きじゃありません。
しかし営業時間が昼夜逆転しているためか需要は確実にあるみたいなんですけどね。

そうそう。調理場という言葉で思い出しました。
実はですね。
( 'ノo') 짜장면집って、けっこう、黒かったんですよ。
ん?なにが?あの黒いソースかけてマゼマゼする食べ物屋さんだから黒くていいんじゃないの?
じゃ今は白いソースかけて食べるとでもいいたいわけ?
て、黒違いですから!
法律でオープンキッチンという概念を生み出すきっかけとなった짜장면집の黒い歴史のことです。
①2000年頃まではほとんどの飲食店のキッチンは客席側からは見えないような配置になっていました。
짜장면집ももちろんそうでした。
②で、짜장면という食べ物の性質上、麺は食べきる人は多いけれども
ソースまでキレイに片づけられる人は少ないわけで、残飯のほとんどは黒いままのソースなわけです。
③そして中華料理というのは大きな鍋にいろんなの食材を入れて油で調理するということから
あれぇ?
(①+②+③)×悪魔の囁き=なるほど!
となったわけなんです。
こういった行為が大きな社会問題となって2000年頃に飲食店のオープンキッチン化を義務付ける法律が作られたわけです。
「なるほど!」行為は他の飲食店でも法律ができる前から行われていて今も完全にはなくなってないのが現実ですが、
それには庶民層の食文化や食に対する意識構造の方が大きく影響していて、짜장면집のあれとは少し性質が異なりますので、
分けて理解した方がいいかも知れません。
勘の良い方であれば既にお気付きなんでしょうけども、はい多分それです(何が?!笑)
あ、ちなみに全ての飲食店がみんなそうだっていう意味で書いたんじゃありませんからね。
今はすっごい徹底してるみたいですよ。

★次回予告★
次回は짜장면집で注文できるメインな食事(できれば日本との違い)についてみてみたいと思います。
今回の記事はその導入部として書いたつもりでしたが、それでもこんな長くなっちゃいまして申し訳ありません。
もっとコンパクトに書けないのかね ヽ(`Д´)ノ

イントロ部、スタッフテロップの謎

前々から気にはなっていたんですが、
話がはじまると、つい登場人物の方に目がいってしまうので
気にしてたことを忘れ、次の話の最初でまた気になり、終わりでまた忘れ・・・
の繰り返しで最終回でまっしろ~~~~~
になったせいで忘れていたのですが、このブログがきっかけとなり思い出すことができました。

というわけで早速イントロ部のスタッフテロップを見てみます。
全員緑蛇メディアという会社のメンバーです。
解説の情報は韓国wikipediaのキムビョンウクのスレッドの参考文献1から仕入れました。

企画
권익준(クォンイクジュン)
一般的な男性の名前です。普通ですね。
ここから先、
スタッフの実際のあだ名や希望をこめたニックネームが登場してきます。

製作
크리스 스틸 버거(クリス スチール バーガー)
スピルバーグ監督のようにいいものを作りたいという
代表길경진(キルギョンジン)の希望を込めたそうです。
숀킴(ショーンキム)
俳優ショーン・ペンに魅了された副社長김승욱(キムスンウク)のニックネーム。
実際名刺にも英語名をショーン・キムとしてるそうです。

製作指揮
안쏘니노(アンソニーノ)
滅多に人におごることがない理事노정규(ノジョンギュ)とかけて
”おごらないのかノ”という意味だそうです。
쏘다(おごる) → 쏘니(おごるの?) → 안쏘니(おごらないの?)
外見もアンソニー・ホプキンスと似てるんだそうな。

製作指揮
땀식이(汗太郎)
真冬に冷麺を食べても汗をかくという최희석(チェヒソク)PD、
박순태퇘탯(パクスンテテテッ)
名前の最後の文字を長く伸ばしたあんまり意味のない
박순태(パクスンテ)PDのニックネームだそうです。
唾を吐く擬音だと思ったんですけどね。

脚本
새우등(えび腰)
長時間の執筆活動で曲がった腰が元に戻らないという作家이영철(イヨンチョル)、
살사에미쳐(サルサにハマり)
サルサ踊りでストレスを解消するほどのサルサ好きな作家이소정(イソンジョン)、
jojo
作家조성희(チョソンヒ)の長い顔とやせ過ぎた外見が
三国志の曹操(ハングル読みでジョジョ)に似てることからjojoにしたという。

演出
스텐레스김(ステンレスキム)
ステンレスを辞書で引きと”高潔で非のうつところがない”という意味で、
それに因んで錆びないステンレスのように永遠に変わるまいと覚悟を込めたという
김병욱(キムビョンウク)PD。(ある意味ちょっと怖い・・・)
크크맨(くくマン)
シットコム”クク島の秘密”を一人で演出し好評を受けた
김영기(キムヨンギ)PDの愛着を込めたという。
조은’몸(いい’体)
徹夜などで崩れた生活リズムを回復できますようにという願いを込めた조찬주(チョチャンジュ)PD。

緑蛇メディア側は
”クレジットが作品の信頼を左右する基準になるということから
明日に向かってハイキックの異色クレジットは放送業界では異例で思い切ったチャレンジです。
クレジットから他の作品とは違うものを作ってみたいという製作陣の覚悟を込めました”
と話してるようです。

ここで更に嬉しい発見がありました!
まずは次の画像をご覧ください。


左は製作総括(製作総指揮、executive producer)、右はプロデューサーと書いてあります。
名称の変化に気が付きましたでしょうか。
解説で使った画像は第1話のものを使いましたが、
ざっと確認してみたところ、第2話からはずっと、上のクレジットが流れていました。
第1話のものはレアクレジットになっているのですね。
単純なミスなのか、計算済みのミスなのかはっきりしませんが、
ちょっとしたお宝を発見した気分になりました!なんて単純な精神なんだ・・・
プロフィール

しまりす

Author:しまりす
全話見終わってから感想なり解説なりを書いてますので
必然的にネタバレになっちゃってます。
未視聴の方は注意してくださいね。
結末に関するネタだけは触れないようにしています。
コメントや質問など気軽にどうぞです。
あと間違いを指摘するコメントは大歓迎ですので、ご教示の方よろしくお願いいたします!

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